こんにちは。大変お世話になっております。
ISV VIETNAM 糸見です。
ベトナム南部のホーチミンは、長い雨季が終わり、乾季がやって来ました。
これから半年続く乾季の中でも、前半の12月~2月まではベストシーズンです。
日中は30℃を超えますが、湿度が低くからっとしていて、とても過ごしやすくなります。
朝夕に20℃台前半まで下がると、もう年末なんだなあ~と感じます。
年中常夏で四季のないホーチミンでは、この季節の朝夕が唯一季節を感じとれる瞬間です。
これから、ベトナムはクリスマス、テト(旧正月)など、イベントが目白押しです。
是非、このベストシーズンにベトナム・ホーチミンにお越し下さい~!
【ベトナムIT事情~ベトナム経済の急減速】
さて、今回はベトナム経済のお話です。
2023年は、世界的な物価高による需要後退、不動産開発規制や債務問題、インフレ圧力などの影響により、ベトナム経済は急減速した1年であったと言われています。
ベトナムは繊維・アパレル産業の下請工場も多いのですが、世界的な需要後退で真っ先にダメージを受ける業界のため、シューズメーカーが9,000人の従業員を解雇するなど輸出向けの製造業が深刻な状況を報じていました。
外国人として限られた範囲で日常生活している分には、そこまでの景気の悪さを感じることはありませんが、いつも人混みで溢れていた携帯電話ショップなども閑古鳥が鳴いています。
あれほど景気の良かったベトナムIT業界も例外ではありません。
欧米諸国のITエンジニアの大量解雇の影響がベトナムにも波及してしまい、
欧米の仕事を受注しているオフショア開発企業は整理解雇や新規採用の見合わせなどが相次ぎました。
彼らはもともとジョブ型なので、プロジェクトの多寡により採用や雇用契約打切を常に繰り返してはいますが・・・
好景気時には日系企業が育てたエンジニアが、欧米系企業へ1.5~2倍の待遇で転職して行く
という流れが多く見受けられましたが、最近はそれも少なくなったようです。
前向きに考えると、過熱しずぎたベトナムのIT業界をいったんリセットする良い機会なのかもしれません。
ベトナム人エンジニアも自身のスキルアップや語学力を身につけて競争に勝ち抜く、
会社側も、もう一度、自社の価値提供を見直し再構築するなど、今までは、エンジニアの売り手市場で、オフショア開発は多少質が悪くとも量でカバーするという流れがありましたが、これからは、会社もスタッフも、より質の高いサービスの提供へシフトしなければならないのだと思います。
ピンチをチャンスへ、「常に変化に適応しながら、前に前に進んで行く」、そういう組織でありたいと思います。
【今年も大変お世話になりました。来年はオフショア開発拡大を!】
早いもので、あのコロナ禍から2年も経過しました。
今年も、お仕事をご一緒させていただきましたお客様に深く感謝お礼申し上げます。
ありがとうございました!
おかげさまで開発案件も多くいただき、エンジニア増員のためオフィスの拡張工事を行っております。
また次回のメルマガで新しくなったオフィスを紹介させていただきます。
まだお仕事をご一緒していないお客様!来年こそ、オフショア開発をスタートしませんか?
お試し開発も承りますので、来年に向けてご連絡下さい!
販売管理、生産管理など業務系アプリケーションの、バックエンドからフロントエンドまで一貫して開発可能!
PHP、JAVA、Python、C#、.NET・・・などオープン系言語全般での業務系アプリケーション開発が得意です。
「オフショア開発を始めたいがどうすれば良い?」
「以前、オフショア開発で失敗したが、どうすれば上手く行く?」
「品質や納期は本当に大丈夫?」
「契約や支払はどうするの?」などなど
オフショア開発のご不安や現状の課題にお応えします!
日本国内で、ソフトウェア・WEB開発など社内や協力会社にてリソース問題を抱えられているお客様、
将来の技術者不足を見据えて、ベトナムへの委託をお考えのお客様、是非ご連絡下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今年も残すところ2週間~年内最後のメルマガとなりますが、ラストスパートで頑張ります!
来年も宜しくお願いします!
糸見 圭太郎 Keitaro Itomi